友達と集まって遊ぶものの定番としてトランプやボードゲームがあります。トランプは1組あれば様々なゲームで遊べますし、ボードゲームもユニークで盛り上がるものがたくさんあります。ですが、これらは道具を準備する必要があるため事前に準備する必要があり、急遽集まった際には遊べません。
そこで今回は、そんな時でもみんなで楽しめる心理戦のゲームで道具なしの大人数でプレイ可能なものをいくつかルールと一緒にご紹介していきます。
【心理戦ゲーム】道具なし!大人数で遊べるゲームを紹介!
友達と集まった時や旅行の際にトランプで遊ぶ人も多いかもしれません。トランプ 二人 心理戦のゲームは数多くあり、みなさんも遊んでいるかと思います。
今回はそんなトランプなども使用せずに手軽に遊べる、心理戦のゲームで道具なしの大人数が一緒に楽しめるゲームをご紹介しますが、一時期ブームとなった心理戦の定番である「人狼ゲーム」は今回除き、他のユニークなゲームをルールと一緒に解説するので是非遊んでみてください。
1.ワードウルフ
「ワードウルフ」というゲームは、人狼ゲームの要素を取り入れた正体隠匿系のパーティーゲームですが、人狼ゲームのような役職や夜のアクションなどがなく、シンプルで手軽に楽しめるのが特徴です。
プレイヤーは市民(多数派)とワードウルフ(少数派)に分かれ、それぞれにお題が割り当てられ、トークを行いながら市民はワードウルフを探し出します。
このゲームの面白いところは、自分の割り当てられたお題が多数派なのか少数派なのかが分からない状態でトークを行わなければならないため、しっかりと相手の話を聞いて多数派のお題を推理しなければなりません。
ワードウルフのルール
各プレイヤーにお題となるワードが割り当てられますが、市民(多数派)が全体の8割ほど、ワードウルフ(少数派)は2割ほどに分かれます。ワードウルフには市民のお題と似ているが異なるものを割り当てましょう。(例:多数派「うどん」、少数派「そば」など)
まずはメモ帳などにお題を書いて全員に割り振り、他の人に見えないようにお題を確認しましょう。確認したら全員がそのお題を知っていることを前提でトークを行い、多数派のお題が何なのかを推測しながら質問や会話を行いましょう。
制限時間になったらトークを打ち切り、誰がワードウルフなのかを多数決で指名し、最も多く票を集めたプレイヤーが追放されます。
追放されたプレイヤーがワードウルフだった場合は市民(多数派)の勝利。追放されたのが市民だった場合はワードウルフ側の勝利となります。
2.私の正体は?
「私の正体は?」というゲームは、5〜10人ほどで遊ぶことができ、お題をもとに全員でフリートークを行いながら隠れた「スパイ」を探す推理とブラフを楽しむ心理戦に特化したゲームです。
参加者はそれぞれ、「お題を知っている人」と、お題を知らない「一般市民」、そしてこちらもお題を知らない「スパイ」に分かれ、全員がお題を知っているていでフリートークをし、スパイは誰なのかを推理していきます。
一部のプレイヤー以外はお題を伝えられていないため、上手く話を合わせながらお題を推理しなければならず、言葉の選び方ひとつで怪しまれてしまう可能性があります。
私の正体は?のルール
「私の正体は?」は、役割はお題を知っている人が2〜3人、スパイが1人、その他の参加者は全員一般市民となります。ゲームマスターがお題を決め、「お題を知っている人」に対してのみお題を密かに伝え、スパイに対しては「あなたはスパイです」と伝えましょう。
役割の割り振りとお題が決まったらフリートークの始まりです。全員がお題を知っていることを前提としてお題に関するトークを繰り広げましょう。この時、直接お題を言ってはいけなく、お題を知っている人はスパイにバレない程度にヒントを出さなければいけません。
決められた時間が経過したらゲームマスターはトークを打ち切り、全員で誰がスパイかを話し合い、多数決でスパイだと思う人を指名します。
見事スパイを見抜くことができれば、お題を知っている人&一般市民の勝利。逆にスパイを見抜くことに失敗した場合はスパイの価値となります。
3.3つの嘘ゲーム
「3つの嘘ゲーム」とは、主に自己紹介やアイスブレイクの際に使われるパーティーゲームで、心理的な駆け引きや相手を観察する力が試されるゲームでもあります。道具は一切不要で、誰でも簡単に始められるシンプルさから人気です。
1人のプレイヤーが自分自身に関する3つのステートメント(発言・事実)を発表し、他のプレイヤーはそのうちの嘘がどれかを見抜くという形式で進行します。
相手のことを深く知ることができ、特に初見の相手と仲良くなるきっかけにも繋がるためおすすめのゲームです。
3つの嘘ゲームのルール
まずは1人のプレイヤー(発表者)が自分自身に関する以下の3つのステートメントを考えます。
- 真実(Truth):自分の関する本当の事実2つ
- 嘘(Lie):自分に関する完全に作り上げた嘘の事実1つ
発表者はこれらを真実と噓の区別がつかないように他のプレイヤーに伝えましょう。他のプレイヤーはその発表者に対し、疑問に思った点や詳細を尋ねる質問をしながら、わずかな動揺や不自然さを見抜くことを目指します。
ある程度質問が終わったら、他のプレイヤーはそれぞれどのエピソードが嘘なのかを指名し、見事嘘を見破ったプレイヤーが勝者となり、逆に誰も嘘を見抜くことができなかった場合は発表者の勝利となります。
まとめ
今回は、紹介した心理戦のゲームで道具なしの大人数でプレイ可能なものをいくつかルールと一緒にご紹介してきましたが、一時期ブームとなった「人狼ゲーム」のように心理戦は大人数でプレイすると非常に盛り上がります。
トランプやボードゲームなど持参せずとも手軽に楽しむことができるため、友達と集まった時や飲み会のゲームなどにおすすめですし、初対面の人と一緒にプレイしても心理戦というゲームの特性上、相手のことをよく知るきっかけにもなります。
ご紹介したゲームはほとんど道具の準備も必要なく、いつでも遊べるので是非皆さんも遊んでみてはいかがでしょうか。








