コロレットの戦略を紹介!ルールは簡単?日本語版はどこで買える?

コロレットの戦略を紹介!ルールは簡単?日本語版はどこで買える?

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カラフルなカメレオンを集めて得点を競うカードゲームの「コロレット(Coloretto)」って聞いたことがありますか?

シンプルながらも深く考えさせられるゲームで、その独特な魅力を紹介しつつ、コロレットの勝率を上げる戦略、ルールや遊び方、日本語版の入手方法まで分かりやすく紹介します。ぜひこの記事を最後まで読んで、友人同士で集まる時にカードゲームの「コロレット」をプレイしてみてください。

目次

コロレットのゲーム概要

まずは「コロレット」がどんなゲームなのか、その概要を簡単に説明します。

作者ミヒャエル・シャハト(Michael Schacht)
発祥ドイツ
対象年齢8歳以上
プレイ時間15分〜30分
プレイ人数3〜5人(ルールを変えて2人でのプレイも可能)
勝ち方一番多くの得点を取る

コロレットのゲーム内容

カードゲームの「コロレット」は、場に並んだカメレオンのカードを集めて、3色までのカードで高得点を目指すゲームです。多くの色を集めすぎるとマイナス点になるため、「カードを置くか、取るか」というシンプルながらも悩ましい選択が魅力です。

コロレットのカードデッキ

コロレットのカードデッキに入っているのは、以下の通り。カラーカードの他にジョーカーや+2カードなどがあり、これらのカードを有効的に使えるかどうかがコロレットの戦略のカギになります。

全7色のカメレオンカード63枚
ジョーカー(ワイルドカード)3枚
「+2」カード10枚
最終ラウンドカード1枚
列カード5枚

各プレイヤーは自分の番で2つの選択肢があります;

  1. 山札からカードを引いて、それを場の列に表向きで配置する。
  2. 場にある列を全て引き取る。取ったらそのラウンドは手番が終わる。

ただし、それぞれの列にはカードを置ける上限(通常3枚まで)があり、満たされた列にはそれ以上カードを追加できません。

ゲームは複数ラウンドで構成され、ある時点で「最終ラウンドカード」が引かれたら、そのラウンドが最後という合図です。

勝利条件/得点計算

ゲームが終了した後、各プレイヤーは自分がプラス点を得る色を3色を選びます。残りの色はマイナス点になります。

同じ色を多く集めるほど得点が加速度的に上がります。(例えば1枚なら1点、2枚なら3点、3枚なら6点といった感じ)

「+2」カードはそれ自身で2点プラスとされます。ジョーカーは何色にもなれるので、任意の色に割り当て可能。

「プラスになる色をどれにするか」「いつ列を取るか」の選択がコロレットの戦略に大切になり、ゲームに奥深さを持たせています。

得点チャート表は以下の通り;

6枚以上同じ色があっても21点以上にはなりません。

カード枚数得点
1枚1点
2枚3点
3枚6点
4枚10点
5枚15点
6枚21点

コロレットの戦略を紹介

ここからがコロレット戦略の本題です。ライトなカードゲームながらも「相手の動きの読み」と「タイミング」が勝敗を分けるこのゲームで、勝ちに近づくための戦略をいくつか紹介します。

集めたい色を早く決める

ゲーム序盤のうちに、「自分がプラスにできそうな色3つ」を予想しておくとプレイ中にブレが少なくなります。序盤のカードの引きや引き取った列のカードで、自分が集められそうな色や他プレイヤーと被っていない色を予測しましょう。

ジョーカーの使い方を意識する

ジョーカーは何色としても加えれられるため、強力なワイルドカードですが、「いつ」「どの色に割り当てるか」が肝心です。例えば、自分の集めている色の2色が順調なら3色目に使う、マイナスになりそうな色の損失を減らすように使うなどの判断が重要。

「列を取るタイミング」を見極める

場に出ていて、すでに条件が満たされた列(カードが3枚の列)を取るかどうかの判断が大切です。良い色が揃っていれば即取るべきですが、自分の欲しいカードが出揃うまで欲張って、いらない他色が混ざるリスクもあります。

ただし、他プレイヤーが同じ色を狙っていて、先にその列を取ってしまう可能性も高いのでタイミングが重要です。

相手の動きを読む/相手を牽制する

他プレイヤーが「これを3枚集めようとしてるな」と分かるようであれば、その色を潰すようなカード配置をすることもありです。例えば、その色カードを混ぜて配置して、列を取る選択肢を迷わせることができれば、あなたの有利になります。

マイナス色を最小限に抑える

3色プラスにする代わりに、他の色をたくさん持つとマイナスが響くので、あまり色数を広げすぎないことが大切。途中で「これはプラス色にならないな」と判断できれば、その色カードをあえて取らないという心構えが重要です。

+2カードの価値を活かす

「+2カード」は集めている色に関係なく+2点。もし「欲しい列」に+2カードが混じっていれば、その他のことを重視してでも取る価値があります。特に他に選択肢があまり良くないときは+2のある列を積極的に狙うのがプラス。

コロレットのルールは簡単?誰でも遊べる?

コルレットのルールはシンプルで誰でも遊びやすいゲームの一つ。全くゲーム慣れしていない人でもチャレンジしやすいし盛り上がります。

ただし、対象年齢が8歳以上なので、まだ計算ができない低学年以下の子供には難しいかもしれません。

ただし、簡単にチャレンジできるカードゲームでも、選択肢が複数あり、深く考える要素があるため、大人でも簡単すぎると感じることはありません。

簡単なポイント

プレイ中のアクションが2種類しかない(カードを引いて行に置く/行を取る)ので手順が少なくて覚えやすいです。

さらに得点計算も、3色プラス・それ以外マイナスという形で明快。ジョーカーや+2カードのルールも一度ゲームを経験すれば理解しやすいです。

また、スピード感のあるゲームのため、1ラウンドあたりの時間が短いです。数回ほど遊ぶうちにコロレットの戦略や勝ちパターンが身についてきます。

日本語版コロレットはどこで買える?

ボードゲーム好きには気になる「日本語版」の入手先を紹介します。最も購入しやすいのが、Amazonや楽天などのオンラインECショップです。「コロレット 日本語版」と検索をすると、在庫を扱っているショップがすぐ見つかります。

また、東急ハンズやロフトなどのバラエティショップや、トイザらスといった大型玩具店でも取り扱いがあります。他にはカードゲームやボードゲームを取り扱っている専門店でも在庫があれば即時購入ができるでしょう。

まとめ

カラフルなカードが特徴のゲーム「コロレット」の戦略やルール、購入できる店舗について紹介してきました。シンプルなルールながらも、相手との駆け引きやタイミングを見極めることが大切になっている、奥深いゲームです。

家族や友人同士の集まりにおすすめのカードゲームなので、ぜひ一度プレイしてみてはいかがどうでしょう?

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