大富豪のルールは簡単?初心者向けに基本のルールをわかりやすく解説

大富豪のルールは簡単?初心者向けに基本のルールをわかりやすく解説

トランプゲームの中でもトップクラスの人気を誇る「大富豪」。ルールも簡単なので初心者でもすぐに覚える事ができますよ!

今回は大富豪の基本ルールについて紹介します。

目次

大富豪の基本ルール

トランプゲームの大富豪はルールも簡単で、多くの人に愛されています。四人で遊ぶケースが多いですが、人数については二人以上であればある程度融通が効き、一位から最下位までの順位もはっきり決めることが出来ます。

大富豪は、最初に山札を全て参加者全員に枚数がなるべく均等になるように配り、プレイヤーが順番に手札のカードを場に出していって最初に手札を全て出しきったプレイヤーが勝利するタイプのゲームですよ。では、より詳細なルールを見ていきましょう。

場のカードよりもより強いカードを出していく

カードを全てのプレイヤーに配った後に「手札にスペードの3を持っている人から」「じゃんけんで勝った人から」など、何らかの決め方によって最初のプレイヤーを決めるとゲームスタート。最初のプレイヤーから順番に、任意のカードを場に出していきます。

二番目以降のプレイヤーが場に出せるカードは、既に場にあるカードよりも強いカードだけです。カードの強さは「3<4<5<6<7<8<9<10<J<Q<K<A<2」となっており、最弱が3、最強が2です。但し、後述しますがジョーカーは2よりも強いカードですよ。

誰もカードを出せなくなったら場を流す

自分の手番が来た時に、場のカードよりも強いカードが無い場合、及び「強いカードは持っているけどまだ温存したい」という場合はパスします。他の全てのプレイヤーがパスして、場のカードを出したプレイヤーに手番が回った場合、場のカードを全て流します。流した後は、今度はそのプレイヤーが手札から好きなカードを出して、また手番を回していきますよ。

最初のプレイヤーがカードを流してから場を流すまでを一つの区切りとして、これを繰り返して大富豪は進んでいきます。最初に手札をすべて使い切った人が優勝です。

最初のプレイヤーはカードを複数枚出しても良い

最初のプレイヤーは、同じ数字のカードであれば二枚以上まとめてカードを出してもOKです。続くプレイヤーは皆、場のカードと同じ枚数でより強いカードを出して行かなければならず、3や4のような弱いカードであっても3枚まとめて出すことが出来れば他のプレイヤーにパスさせることが出来るかもしれませんね。

ジョーカーは最強かつ万能のカード

ジョーカーは最強のカードで、後述する「革命」状態の時でもその座は揺るぎません。ただ、割と採用されることが多いローカルルールの中には「場のカードがジョーカー一枚だけの場合、スペードの3で返すことが出来る」という「スペ3返し」というものがあります。同ルールを採用されているかどうかは前もって確認しておきましょう。

また、ジョーカーは他の全ての数字の代わりとして使うこともできます。手札に3二枚とジョーカー一枚がある場合は、全てまとめて「3のスリーカード」として出すことが出来ますよ。

複数ゲームを行う際は?

大富豪は一戦だけではなく、二戦目以降を行うルールも盛んです。その場合、例えば四人で遊んでいる場合、二戦目のカードが配られた後に一戦目の一位と四位が2枚、二位と三位が1枚カードを交換して二戦目に臨むといったルールが基本となっています。この際、上位は好きなカードを交換に出せますが、下位は最も強いカードから交換しなければなりません。

「直前のゲームの一位は次のゲームで一位になれなかった瞬間そのゲームの最下位になってしまう」という、いわゆる「都落ち」のルールや、「複数ゲームを行うが最終的な順位は最後のセットの順位だけで決める」というルールもありますよ。

有名なローカルルール

様々なローカルルールがあることで有名な大富豪。ここからは特に有名で、採用されることが多いルールについて紹介します。

8切り

大富豪では、特定の数字に特殊な効果を持たせる場合があります。中でも、「8のカードを出した際、その瞬間に場を流す」という「8切り」のルールは有名です。数字自体の強さとしてはそこまで強くない8ですが、8切りの効果はとても強力。8を出せるタイミングで手番が回ってきたら積極的に8切りしていきましょう。

革命

同じ数字を4枚一気に出すと「革命」が発動するというルールもメジャーです。その効果はダイナミックで、なんとカードの強さが逆転してしまうというもの。革命後は2が一番弱くなり、3が一番強くなります(ジョーカーは強いままです)。革命が発動すると、その効果はもう一度革命が起こるまでずっと有効です。

遊んでいる人数にもよりますが、そもそも同じ数字が4枚手札に揃うということ自体激レアな事例なので革命出来る時はしたくなってしまいますが、無計画に革命するとかえって自分の首を絞めることになる可能性もありますよ。

禁止上がり

禁止上がりのルールが採用されている場合、2(革命中なら3)やジョーカーなど、強力なカードを最後に出して上がると問答無用で最下位になってしまいます。最後に弱いカードを残すと上がれなくなってしまいますが、だからといって最強のカードを残す訳にもいかないというジレンマを生むルールですね。

最後に

今回は大富豪のルールは簡単なのかについて紹介しました。ローカルルールがどこまで採用されているのかは逐一確認が必要です。ルールが多いとややこしくなるので、なんでもかんでも採用すればOKという訳でもありませんよ。

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