プレイヤー全員の手札を集めてシャッフルし、配り直すことで、ゲームの状況を一変させるカードが追加されたUNOで人気のUNOシャッフルワイルドは日本人が考案したという話題の新しいUNOです。今回はUNOシャッフルワイルドの使い方やルールをご紹介します。
UNOシャッフルワイルドとは
1971年に考案され、毎年5億枚以上印刷されている世界で最も愛されているカードゲームのひとつで人気の「UNO(ウノ)」、世界大手の玩具メーカーである米国マテル社がUNOフルリニューアルを記念し、新ルールのアイデアを世界中から募集したコンテスト「Get Wild 4 UNO」というものが行われました。そのコンテストで選ばれた日本人のカガミハルヤさんの考案したUNO、それが「シャッフルワイルド」です。
シャッフルワイルドカードとは
UNOシャッフルワイルドの特徴となっている新たなカード、それが「シャッフルワイルド」と言われるカードです。場のカードが何であっても捨てることができるカードでカードを出した人が全員のカードを集めてシャッフルし、出した人の左側の人から順に1枚ずつ集めてシャッフルした全てのカードを配ります。最後に好きな色を宣言して順番は次の人に移りゲームを再開します。カードを多く持っていた人は少なくなりますし、逆に後数枚であがれた人はまたカードが増えることになり、ゲーム状況を大きく変えることができるカードになっています。
基本的なルールはUNOと同じ
ここからはUNOシャッフルワイルドのルールをご紹介します。基本的なルールはUNOと同じで、最初に親を決めてカードを配ります。親は各プレイヤーに7枚ずつ伏せて配り、残りのカードは伏せた状態で引き札の山として設置します。親はその山から1枚めくり、その山の横に置き、これが捨て山の最初の1枚になります。最初の場のカードが記号カードだった時は、引き札の山の中に戻して、次の1枚を場のカードにしてゲームスタートとなります。親の左どなりの人が最初のプレイヤーとなり、時計周りにカードを捨てていきます。マッチするカードがあれば捨てて、なければ引き札の山から1枚引いて次の人に順番が移っていきます。
UNOシャッフルワイルド記号カード一覧
使う記号カードとその効果は以下になります。
ドロー2
次の番の人は引き札の山からカードを2枚引き、カードは捨てられず、次の人に順番が移ります。
リバース
順番の移る方向が逆になります。
スキップ
次の番の人が一回抜かされます。
ワイルド
場のカードが何であっても捨てることができ、カードを出した人は、好きな色を宣言します。
シャッフルワイルド
場のカードが何であっても捨てることができ、カードを出した人が全員のカードを集めてシャッフルし、自分の左隣の人から順番に1枚ずつ、すべてのカードを配ります。好きな色を宣言してゲームを再開し、次の人に順番が移ります。
ワイルドドロー4
場のカードが何であっても捨てることができ、カードを出した人は、好きな色を宣言します。他に使えるカードを持っている時は、このカードは使えず、ズルをして使うと罰則があります。しかし、反則してだますこともでき、次の人には2つの選択肢が与えられます。1つは、4枚カードを引いて手持ちのカードを捨てられず、その次の人に順番が移ります。もう1つは、反則で使われていると判断し「チャレンジ」をコールします。疑われた人は、手持ちのカードをコールした人にだけ見せなければならず、反則していなかった場合は、チャレンジをコールした人が罰を受け6枚のカードを引き、本当に反則だった場合は、罰として出した人がカードを4枚引きます。
白いワイルド
場のカードが何であっても捨てることができ、カードを出した人は、好きな色を宣言します。次の人はあらかじめ書かれたルールに従ってゲームを再開します。
まとめ
今回は、「UNOシャッフルワイルド」の使い方やルールをご紹介しました。日本人のカガミハルヤさんの考案したルールが追加されたUNOシャッフルワイルド、世界中で楽しまれているカードゲームの公式ルールに同じ日本人の考えたルールが追加されるなんて誰が予想できたでしょうか。ゲームをさらに盛り上げてくれるシャッフルワイルドカード、皆さんもぜひ一度遊んでみてはいかがでしょうか。