ダーツはバーやゲームセンターでも遊ぶ人を多く見かける人気のゲームです。見ているだけでもスマートで品があるように感じ、プレイする人もかっこよく見えますよね。プレイする様子を見て「自分もやってみたい!でもルールが良くわからない…」と思った人もいるのではないでしょうか?今回はそんな人のために、ダーツのルールや投げ方、コツや持ち方などを解説していきます。
ダーツにおける3つのゲームルール
ダーツには主に3つのゲームルールが存在しています、それぞれのルールはどうなっているのか見ていきましょう。
カウントアップ
0点からスタートし、どんどん得点を加算するという初心者でもわかりやすいシンプルなルールです。1〜8ラウンドまで3本ずつダーツを投げ、最後に合計得点が高いプレイヤーが勝利というルールとなっています。ダーツの練習にもピッタリ、狙えそうならダブルやトリプルを狙い、まずは400点を目標に頑張りましょう。
01(ゼロワン)
ダーツの試合でも使われるルールで種類が豊富、それぞれ末尾が必ず01で終わるので「01(ゼロワン)」と呼ばれており、一般で遊ばれるのは「301」や「501」という種類が多い印象です。「301」の場合は301点を持ち点とし、ダーツを投げ入れた場所の点数を引いて、最終的にピッタリ0点にできたプレイヤーが勝利となります。点数をオーバーした場合は「バースト」となりその場で交代、次のラウンドでの持ち点は前のラウンドでの点数からとなります。
クリケット
よく陣取りゲームに例えられるクリケット、15〜20の枠と中央のブルだけを使うゲームルールです。点数を稼ぐのが目的ですがクリケットでは普通にやっても点数が加算されない少し複雑なルールとなっています。
オープン
15〜20の枠に自分のダーツを3回入れると「オープン」となり自分の陣地にできます、「オープン」となってから始めてそこに自分だけがダーツを入れることで点数を獲得できるのです。このルールではダーツを枠に入れることを「マーク」と言い、ダブルだと2マーク、トリプルだと3マークとなるので狙いが良ければ1投目で自分の陣地にすることも可能です。
クローズ
オープンしたエリアを無効にして点数が入らないようにすることをクローズと言います、クローズするには相手の陣地にダーツを投げ、3マークしましょう。その時々で相手の陣地を無効にするか、はたまた自分の陣地を広げるかの戦略性が求められ、その駆け引きが人気のゲームルールとなっています。
クリケットの勝利条件
全てのエリアをクローズした段階か、ラウンド終了時に点数が高い方が勝利となります。
ダーツの投げ方
ダーツの投げ方として基本の構えを覚えましょう、4つの工程に分けて解説します。
セットアップ
ダーツを構える動作のことです、ボードに対してまず正面を向き、狙う場所に対し自分の目とダーツが一直線になるようにします。
テイクバック
次にダーツを引き寄せます、肘を中心に腕が扇形を描くように引き寄せましょう。この時手首に力が入らないようにします、手のひらが上を向くようにすると力が入りにくいようです。
リリース
ダーツを投げましょう、肘の位置を動かさず、投げると同時に指も離します。この時指を離すのが遅れるとダーツが安定して飛びませんので注意です。
フォロースルー
ダーツを投げた後に腕をまっすぐ伸ばします。伸ばす方向は、狙った場所を目がけて伸ばしましょう。
動画を見て、より理解を深めよう
以上4つが投げるときの基本になりますが、文章ではわかりづらい部分もあるかと思いますのでこちらの動画もあわせて参考にしてみてください。
ダーツを投げるときのコツや持ち方
ダーツのルールや投げる際の基本の構えは理解できましたか?次に投げるときのコツやダーツの持ち方を紹介します。
投げ方のコツ
投げるときは「紙飛行機を飛ばすイメージ」で投げましょう。力は必要とせず、投げるというよりは送り出すといった感じです。また、ダーツは一直線には飛ばず、山なりに軌道を描くのでそこも考えて狙う必要があります。
ダーツの持ち方(グリップ)
初めにダーツの重心を探しましょう。人差し指の腹にダーツを乗せ、水平になる位置を見つけます、そのあとに親指で上から支えれば基本の完成です。この後残りの指でどう持つかによって持ち方が変わってきます。
ツーフィンガー
上記の基本形のまま投げる持ち方です、初心者だと安定しにくいですが指離れがいいのが特徴となります。
スリーフィンガー
もっともオーソドックスな持ち方でツーフィンガーに中指を添える持ち方です。バランスが良く、初心者はまずこの持ち方から始めるのがおススメでしょう。
フォーフィンガー
スリーフィンガーにさらに薬指を添えた持ち方です。安定感が抜群で狙いやすいですが、そのぶん指離れは悪くなるのでリリース時のタイミングが少しシビアになります。
まとめ
今回はダーツのルールや投げ方、コツや持ち方などについて解説、紹介しました。今回の記事で紹介したルールを覚えれば、バーやゲームセンターでダーツをプレイする際にあたふたすることもないでしょう。投げ方や持ち方なども試してみたくなったのではないでしょうか?近々ダーツをする予定があれば是非とも参考にしてみてください。