みなさんは「セブンブリッジ」というトランプゲームをご存じでしょうか。
セブンブリッジは麻雀によく似た遊び方と言われており、運の要素だけではなく考える力も必要です。
今回は、そんなセブンブリッジはどんなところが麻雀と似ているのかや遊び方やルール、プレーのコツについてご紹介していきます。
セブンブリッジは麻雀に似ている?
セブンブリッジは、麻雀によく似たゲームだと言われています。
どんなところが麻雀と似ているかというと、ゲームの大まかなルールや流れだけではなく、ゲームに使われている用語も麻雀と同じものが多くあります。そのため、麻雀を知っている人からすると、セブンブリッジのルールはとても覚えやすいのではないでしょうか。
ですが麻雀ほど複雑ではないので、麻雀を知らない人や子どもでもすぐに覚えて楽しくプレイすることができます。
セブンブリッジのルール
それではセブンブリッジの詳しいルールや遊び方についてみていきましょう。
セブンブリッジのルール
セブンブリッジは2~6人で遊びます。使用するカードはジョーカーを除く52枚を1組準備しましょう。(ジョーカーをオールマイティーカードとして1枚含むルールもあり)
配られた7枚の手札の中から特定の組み合わせを作って場に出していき、先に手札がすべてなくなった人があがりになります。
誰かが上がった時点でラウンドが終了し、残りの手札で得点をつけていき、決められたラウンドを繰り返し行い最終的に得点が低い人が勝者となります。
セブンブリッジの用語
セブンブリッジで使用される用語を確認しておきましょう。
メルド
手札の中に同じ数字のカード3枚以上、もしくは同じマークの連続したカードが3枚以上の組み合わせがあった場合、それらのカードを表向きにして場に出します。
「7」は少し特殊で、1枚だけでもメルドすることができ、7と同じマークの6や8があれば2枚でメルドすることも可能です。
付け札
場に公開されている自分や相手プレイヤーのメルドに自分の手札のカードを付け加えることを「付け札」と言います。
同じ数字3枚のメルドには同じ数字のカードを、同じマークの連続した数字のメルドはその前後の数字を付け加えることができます。
ただし、自分がメルドをしていなければ付け札を行うことができません。
ポン
他のプレイヤーが捨てたカードと、自分の手札のカードを合わせると同じ数字3枚の組み合わせが完成する場合は「ポン」と宣言して捨てられたカードを拾うことが可能。
ポンをした際は、できた組み合わせを公開し、不要なカードを1枚手札から捨てます。
チー
右隣の人が捨てたカードと、自分の手札のカードを合わせると同じマークで数字の3連続する組み合わせが完成する場合には「チー」の宣言をして捨て札を拾うことが可能です。
チーをした際もポンの時と同様、できた組み合わせを場に出し、不要なカードを1枚手札から捨てましょう。
セブンブリッジの遊び方
それでは実際の遊び方、ゲームの流れをご紹介します。この流れが1セットとなり、あらかじめ何セット行うのか決めておきましょう。
1.カードを配る
まずは、各プレイヤーにカードを配ります。ゲームを2人で行う場合は10枚、3~4人で行うなら7枚、5~6人の場合は6枚ずつ配ります。
残ったカードは山札としてテーブルの真ん中に置きます。
2.1枚引いて1枚捨てる
まずは親からスタートし、山札から1枚カードを引いて手札に加えます。そして手札から不要なカードを1枚場に表向きになるように捨てましょう。
親の番が終わったら次は左側の人の手番になり、これを順番に繰り返していきます。
3.役を作って場に出す(メルド)
最初の1巡が終わったら、2巡目からは「ポン」や「チー」をすることができるようになり、他の人の捨てたカードをもらいながら手札でメルドを作って場に出していきます。
なお、「ポン」と「チー」が同時に起こった場合は「ポン」を優先します。また、「ポン」をした人がいたら、次はその人の左側の人から再開します。
自分もメルドをしている場合は、付け札を行うことも可能となり、その場合は自分の順番が来たら1枚カードを引いてから自分や相手の公開されているメルドに付け加えましょう。その後に1枚手札からカードを捨てます。
4.誰かの手札が無くなったら終了
誰かの手札がすべてなくなった時点でこのゲームは終了し、残った手札の点数を計算します。カードの点数は以下の通りです。
- A、J、Q、K:10点
- 数札(2~10):数字通りの点数
- 7:1枚ごとに点数が2倍のペナルティ
これを1セットとし、最初に決めておいたセット数ゲームを行って最も点数が少なかったプレイヤーが最終的な勝者となります。
セブンブリッジのコツとは
セブンブリッジで負けないためのコツはいくつかあります。まずは最初に配られたカードがバラバラで、組み合わせになりそうにない場合は、K、Q、Jなどの数字の大きなカードから捨てていきましょう。数字の小さなカードが手札に残るので、たとえ1位になれなくても最下位になる可能性はグッと低くなります。
また、できるだけカードを場に出さないことも重要な戦略です。メルドして場に出したカードには、自分はもちろんですが相手プレイヤーも付け札をすることが可能となります。
そのためできるだけカードを場に出さず、手札の中で組み合わせを作り一気に出すことが勝率を上げるコツになります。
まとめ
セブンブリッジは麻雀によく似たトランプゲームだと言われており、大まかな流れや使用される用語も非常に似ています。麻雀を知っている人であればすぐに覚えることができますし、麻雀ほどややこしくないので子どもでも楽しむことができます。
是非セブンブリッジのルールを覚えて遊んでみてはいかがでしょうか。