1セットあれば様々なゲームを楽しむことが出来るトランプ。いろいろな種類のゲームがありますが、大人数だけでなく、2人用のゲームも多数あります。今回はトランプゲームの遊び方を2人で出来るゲームに絞ってルールと併せて紹介します。
2人で楽しめるトランプゲーム
トランプの遊びの中でも2人で楽しめるゲームにはどのようなものがあるのでしょうか。2人で遊べるゲームの種類について紹介していきます。
スピード
最初に紹介するのは、2人用トランプゲームの代表格、スピードです。トランプの全てのカードを二人で半分ずつ分け、どちらが先に自分のカードを全て場に出し切ることができるかを競うゲームです。カードを出し切る速度を競う、正に「スピード」勝負というわけですね。カードの出し方は、場に出ているカードよりも1大きいカードか、1小さいカードを出すという感じです。
トランプゲームの中でもターン制ではなくリアルタイムで動きまくるゲームというのは珍しいですよね。瞬発力や動体視力、反射神経などが試されます。
戦争
続いて紹介するのは戦争です。なんとも物騒な名前のゲームですがルールはとっても単純で、合図と共に2人で一緒にカードを出して、そのカードの数字の大きさを競いカードを取り合うというゲームです。1〜13の13枚のカードをそれぞれ持って行うのが一般的なルールですが、1〜5の5枚だけを使ったり、好みに応じて枚数を減らしてもOKです。
基本は運任せのゲームですが、時には相手の手札を予想する、心理戦のようになる場面も。特に同じ数字のカードを出した場合は、その次の勝負で勝ったほうがカードをまとめて取るとするルールもあるので、大きな数字を温存したりするなどの作戦も発生します。
神経衰弱
続いて紹介するのは神経衰弱です。これまた物騒な名前ですが、トランプゲームの中でもメジャーなゲームですよね。伏せて並べられたカードをめくって同じカードを揃えていくという、記憶力を試されるゲームです。カードを揃える事に成功すれば、続けて自分のターンを行えるといったルールもあります。
3人以上でも遊ぶことが出来るゲームですが、2人で遊ぶと自分の出番が早く回ってくるので、より頭脳戦の要素が強くなります。2人で遊ぶのであればトランプ全てを伏せて行わずに、先にある程度カードの枚数を絞って行うのもいいかもしれませんね。
ポーカー
続いて紹介するのはポーカーです。5枚の手札でよりよい役を作ることが出来れば勝ちというゲームですよ。最初に配られた5枚のカードの中から、どのカードを残してどのカードを交換するかが勝負の分かれ目です。
二人で行う場合は、シンプルにどっちの方が強いかを競うシンプルなゲームになります。ゲームを行うためにはポーカーの役を覚えるか参照できるようにしておく必要があります。単純に同じ数字のカードや同じマークのカードを揃えたり、連続する数字を揃えると役になります。
ハイ&ロー
最後に紹介するのはハイ&ローです。親と子の役割があるゲームですよ。最初に親が山札から一枚カードをめくり、最初にめくったカードと比べて次のカードが大きい数字になるか、小さい数字になるかを子が予想するというゲームです。シンプルなルールで、その気になれば一人でも出来るようなゲームですが、親と子を交代してどちらが連続で予想を的中させるかを競うといった形で対決できます。
実際にトランプを用いて行う場合、遊び方を工夫すれば「これまで使用されたカードを元に予想する」といった戦略性も出てきます。ディーラーとのトランプ勝負のような、雰囲気を作って遊ぶのもいいですね。
最後に
今回はトランプゲームの遊び方についてや2人で楽しめるゲームを紹介しました。一対一ということで、心理戦や頭脳戦も熱くなるトランプゲーム。皆さんも、是非仲の良い相手と遊んでみてくださいね。