道具なしで遊べて面白い定番のゲーム、山手線ゲーム。「古今東西」と呼ばれることもありますよね。
今回は山手線ゲームのルールやよく出るお題について紹介します!
山手線ゲームとは
山手線ゲームとは、決められたお題に沿った言葉を順番に言っていき、誰が一番長く言葉を言い続けられるかという、知識量を争うゲームです。
例えばお題が「都道府県」だった場合は、最初の順番の人が「北海道」、次の人が「東京」といった風に、一人一つずつ正解の言葉を言って順番を回していきますよ。
もちろん、一度使われた言葉はもうそのゲームで使うことはできません。二回手拍子を打ってから回答し、リズムに乗れなければ負けとするルールもメジャーですが、こちらは難易度が跳ね上がりますね。
山手線ゲームの由来は?
でもどうして山手線ゲームなんて名前なのでしょうか。この名前の由来は、「山手線の駅の名前」がズバリこの遊びのお題としてよく使われていたからとされていますよ。
ちなみに、古今東西は「世の中のこと全て」を意味する四字熟語。もし世の中のこと全てを知る人がいればこのゲームでは最強ですから、「古今東西」という名前はしっくりきますよね。
山手線ゲームでよく出るお題は?
では、ここからは山手線ゲームでよく出るお題について紹介します。
国の名前
山手線ゲームのお題には、答えが明確に分かる物であることが望ましいです。その点、国の名前はお題に相応しいですよね。国の名前は一般教養である点もお題に向いています。
ちなみに国の数は、日本が承認しているもので現在196カ国。とはいえ一般的に知られている国名はもっと少ないですよね。答えがあまりに多すぎるお題になると山手線ゲームでは終わらなくなってしまいますから、そういった点でも国の名前は山手線ゲームで使いやすく、お題となることが多いです。
ジブリ映画の名前
映画などの作品の名前がお題となることもありますが、なんでもありだと流石に無数にありすぎます。そこで有名な作品の多いジブリ映画の名前などがお題になることが多いですよ。
ジブリ映画の中には、言われて「ああ~!」と思い出すような作品も多く、そういった感覚が山手線ゲームの醍醐味なんですよね。有名な映画の名前を言うのか、少しマイナーどころを言うのかの駆け引きも魅力的なお題です。
30までの数字
山手線ゲームは知識量の勝負だけでなく記憶力の勝負の側面もあるゲームです。そこでさらに、お題を「30までの数字」といった具合に、「全員が当然のように全部言えるお題」となった場合は純粋な記憶力の勝負になります。
1から順番に言っていくだけでは誰も失敗しませんが、撹乱のために雑多な数字を言うとかえって自分の首を締めかねない、ヒリヒリした山手線ゲームが楽しめますよ。
お題を数字にする場合、「30まで」にあたる数は好みで変えてもいいですが、少なすぎると簡単すぎて面白くなく、多くしすぎると今度は誰かが一度出た数字を言ってしまった時に気づけない、という事態になりかねないので注意が必要です。
「〇〇」の良いところ
山手線ゲームのお題は答えが明確なものがベストですが、友達同士でワイワイ盛り上がる時には、特定の誰かの良いところなんかをお題にするのも面白いですよね。
言おうとして照れてしまったり、褒め言葉のように言ったものの本当は褒めてない!なんて答えが出てきたり、そのお題になった人物に当てはまっているか怪しい答えが出てきたりする度に、一度止めて追求したりするとなおのこと盛り上がりますよ。「誰々の口癖」「自分の欠点」なんてお題も仲間内では多いでしょうか。
最後に
今回は山手線ゲームのやり方やよく出るお題について紹介しました。
下準備なしかつ単純なルールで広く愛される一方、白熱した頭脳戦に発展することもある奥深い山手線ゲーム。
「最近やってないな〜」という皆さんも、是非今度お友達と集まった際に遊んでみてくださいね!