皆さんはマルバツゲーム(三目並べ)を知っていますか?と聞いて知らないと答える人はあまりいないでしょう。紙とペン、教室の黒板、はたまた公園の砂地にマルバツゲームで遊んだあとを見ることもあり、令和になった今でも遊ばれているアナログゲームです。
そんなマルバツゲームですが必勝法が存在することはご存じですか?今回はそんなマルバツゲームの必勝法を解説していきます。
マルバツゲームは基本的に引き分けになる
まずおさらいとして、マルバツゲームは3×3の9マスで先行(〇)と後攻(×)で交互にマスを埋めていき縦横斜めの一直線にマークが揃った方が勝ちとなります。当然相手としてはそれを阻止しようとしますし、マスが少ない関係上すぐ引き分けに終わることも多いゲームでもあります。
しかし先ほども述べた様にこのゲームには必勝法が存在しているのです。
マルバツゲームの必勝法
ここからはマルバツゲームの必勝法の話になりますが先行と後攻で動き方が変わってきます、解説に入る前にわかりやすくする為それぞれのマスの事をこう呼びます。
角 | 辺 | 角 |
辺 | 中央 | 辺 |
角 | 辺 | 角 |
それでは解説に入ります。
先行側の必勝法
マルバツゲームにおける先行側の必勝法は以下のような流れになります。
- まずは角を1つ埋める
- 後攻(×)が「辺」を埋めるのを確認する(この時点で勝ちが確定)
- 最初に埋めた角の縦もしくは横のラインの反対側を埋めてリーチの形をつくる
- すると後攻側は揃うのを阻止する様に埋める
- 「中央」を埋める、斜めのダブルリーチができるので先行側の勝ちが確定する
1〜5の流れを図にするとこういう形になります。
〇 | ||
× | 〇 | × |
〇 |
この図の様な形に持っていくことが先行側の必勝法となります。
先行側が注意することは?
注意する点は必ず後攻側の初手が「辺」を埋めたか確認すること、中央や角を埋められた場合は無理に勝ちを目指さず引き分けを狙い、後攻側のミスを待つのが良いでしょう。
後攻側には必勝法は存在しない?
一方で後攻側にはハッキリ言って必勝法というものはありません、なので勝ちを目指すのではなく引き分けに持っていくのが後攻の動き方になります、以下が注意すべき点です。
- 先行側の必勝法を頭に入れておくこと
- 初手は中央、もしくは角を埋めること
- 相手の動きをよく見ること
この3つが後攻側の動きになります、先行側が有利なゲームなのでどうしても守りに徹さないといけません。
後攻側が勝つためには?
ここまで見て「後攻だと勝つのは無理じゃないか!」と思われた方もいるかもしれません。実際勝つのは難しいかもしれませんが、もし勝ち筋があるとすればそれは「先行側が動揺してミスをした場合」でしょう。
最初に言いましたがマルバツゲームは9マスしかありませんのでとれる行動のパターンも少ないのです。先行側が必勝法を知っていてもそれを防がれた時、それ以降は引き分けに持っていくしかありません、なのでペースを乱された先行側がミスをするのを待つのが後攻側の勝ち筋と言えます。あくまでも冷静に対処していきましょう。
マルバツゲームにおけるそれぞれのおさらい
それではマルバツゲームのそれぞれの動き方のおさらいです。
- 先行、後攻どちらにおいても相手がどう動くか観察すること
- 先行は必勝法を覚えておき後攻が「辺」を埋めたら即狙うこと
- 後攻は勝つのが難しいので良くて引き分けと割り切ってミスをしないこと
少なくともこれらに気を付けていれば負けることはありません、常に落ち着いて対処し、マルバツゲームを楽しみましょう。
まとめ
今回はマルバツゲームの必勝法について紹介致しました。どちらにおいても「角」を埋めるのが有効でこの辺りはリバーシ(オセロ)とも似ていますね、
しかしマルバツゲームは短期決戦でちょっとした戦略性や心理戦が気軽に楽しめます。皆さんも今回紹介した必勝法や負けない為の動き方を覚えて、学校や友達の間でマルバツゲームにおけるヒーローを目指しましょう!