2023年も残り一月と少し、お正月が近づいてきましたね!お正月の定番の遊びといえば百人一首です!ということで、今回は百人一首のルールなどを改めて紹介しますよ!お正月前から百人一首 練習してみんなをあっと驚かせてしまいましょう!
百人一首とは
百人一首(小倉百人一首)とは、平安時代末期から鎌倉初期にかけて活動した公家、藤原定家が選んだ秀歌撰だと考えられていますが、後にかるたとして愛用されるようになりました。正月の風物詩として馴染みが深く、競技かるたとしても人気を博していますよ。
競技かるたとは | 全日本かるた協会 (karuta.or.jp)
百人一首 ルールは?
かるたとして遊ぶ百人一首のルールは、まず取り札を平面に広げ、読み人が読み札を読み、その読み札に対応する取り札を参加者が取るというもの。一人の読み人と複数人の参加者で行われ、参加者間で早い者勝ちで取り札を取り合うという遊びになっています。
百人一首の場合、読み札には百人一首の名歌が記されているのですが、取り札に書かれているのは短歌の「五・七・五・七・七」の後半「七・七」の部分のみ。
歌を覚えていれば前半部分を聞いただけで取り札を取ることができ、覚えていない人に対して優位に進めることができるようになります。
競技かるたの細かいルール
一対一で行う競技かるたの場合は、一試合で百人一首100枚の字札(取り札)のうち無作為に選ばれた50枚と、100枚全ての詠み札(読み札)を使用、字札の25枚を自分の陣地の上に3段に分けて並べ、15分間の位置暗記時間が設けられた上で競技が開始されます。
勝利条件は「自分の陣地の札を相手より先に全てなくすこと」で、札のなくし方が、ずばりかるたで字札を取ることなんですね。敵陣にある字札を取った場合は、その札を取り除いた上で自陣の字札を1枚選んで相手の陣地に送り、自陣の札が1枚減った状態にします。
「お手つき」は札の陣地を間違えたときのみ
読まれた札と違う札を取ってしまう、いわゆる「お手つき」は、競技かるたでは「読まれた札のある陣と反対の陣の札に触れてしまった場合」のみ適応されます。
読まれた札のすぐと隣の字札を取ってしまった場合などはお手つきにはならないのですね。相手がお手つきをした場合は、自陣の字札を一枚相手に送ることが出来るという決まりです。とはいえ、カジュアルに行う場合は「間違えたら一回休み」といった一般的に認知されているルールで行ってもいいと思いますけどね。
百人一首 覚え方は?
百人一首で強くなる方法は、一にも二にも百人一首の短歌を覚えること、頭の五音七音を聞いて正解の字札が分かるようになることです。百人一首の覚え方は色々ありますが、まずは何度も読んで、聞いて、それぞれの歌に馴染むこと。その上で、100首ある歌全てを完璧に覚えるというのも大変ですから、語呂合わせなどで覚え方を工夫していくといいですよ。
百人一首は決まり字で覚えるが吉!
百人一首を覚える上でよく言われるのが「むすめふさほせ」という語呂です。この語呂は、百人一首の中の七首の最初の音を総称したもの。例えば、百人一首には「む」から始まる歌は「むらさめの 露もまだひぬ まきの葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ」の一首しかない、といった具合に、この七音から始まる歌はそれぞれ一首のみなんです。読み手が「む」から始めた場合、直ぐに「霧立ちのぼる」の字札を取っていいのですね。
このように「最初の一文字だけで自札が分かる」といった決まり字を覚えるのが有効です。一文字決まりの歌は七首ですが、二文字決まりは四十ニ首、三文字決まりは三十七首ありますよ!
百人一首 練習方法は?
百人一首 練習方法ですが、ある程度歌を覚えたら、実際に自札を床などに並べ、読み札を誰かに読んでもらい、とにかく練習あるのみです!ただ、毎度毎度そういった練習を行うのは手間もかかりますし、自分一人では難しい所もありますよね。
オンライン対戦で競技かるたをたのしむことができるスマートフォンアプリなどを利用して、手軽に実戦経験を積んだり、練習用のアプリを用いるのもお勧めですよ。
最後に
今回は百人一首について紹介しました。
漫画の題材になったことなどから、近年高い人気を誇っている百人一首。みなさんもこの機会に百人一首 練習して楽しんでみてくださいね!